母国語やネイティブ並みの語彙力がある大人の方なら、
電子書籍がいいと思います。
ストレスなく、安く、大量に読むことができるからです。
しかし、今現在英語を学習中の方やお子さま、帰国子女のお子様であれば
紙の本の方がおすすめです。
なぜなら電子書籍は、よし!本を読もう!という時しか開かないからです。
英語学習者の場合、初めこそ頑張って電子書籍で洋書を読んでいても、
だんだんストレスになっていき、気がつけば流行りの日本語の漫画を読んでいる。
あるいは一切手にとらない。なんてことも多々あると思います。
子どもなら尚更です。
いかにストレスなく続けることができるか。
英語学習はこれに尽きると思います。
そして、継続しなければ、使わなければ英語は忘れます。
帰国子女の方でも使わなければ忘れていきます。
紙の洋書が優れている点は、日常の中にさりげなく置けることです。
トイレの本棚、ダイニングテーブルの上、ソファーの上などに置くことで、
毎日の生活の中で自然に何気なく手に取らせることができます。
その中で知らず知らずのうちに、
本を通じて英語をインプットすることができます。
英語の洋書は適した順番で、だんだん、少しずつ、ちょっとずつ、
レベルアップしながら本を読み続けていきます。
質だけでなく量も必要です。
私たちが知らず知らずのうちに学んできた日本語と同じように。
親が子どもに読んでほしいと思う本。
日本語でも英語でも、
親として子どもに読んでほしい本はあります。
ちゃんと選定した本を子どもには読んでもらいたい。
ちょっとずつレベルアップできるシリーズの本で、
子どもが面白いと思う本。
それをお子さまが面白がって読んでいれば、
あとはその環境を維持するだけ。
電子書籍だと、操作に慣れた子どもなら日本語の漫画などを勝手に読んでいたりして、
親がイライラすることもあるでしょうが、
親が選定した本を子どもが喜んで読んでいると、
親も安心です。
英語の漫画を読んでたって嬉しく思えますよね。
枕元に置いて、寝る前の一冊を習慣にしてもよし。
おやつの時間に、テーブルに置いてパラパラめくるでもよし。
日本語の本のように、洋書を環境に取り入れてください。
小さいお子さまだけでなく、受験生の皆さんにも。
試験の英語の長文対策にもなります。
長文を読む時間が足りない・・・なんてことはあり得ないです。
英会話を習ってもなかなか英語をものにできない方、
学校で英語を習ってもテストの点が取れないお子様、
足りないのはまず、洋書を読むこと。
自分自身で読む洋書は確実にインプットできます。
環境を整えるだけ。今すぐにできます。